キットヒットのスーパーツイーターは、新開発の合成高分子素材フィルムの使用しており、 世界で類を見ない速い音の立ち上がりと1000KHzまで追随できる性能を有しています。 この早い立ち上がりにより音を忠実に再現することができることや各楽器の高域での倍音まで再生することが可能なため、 より自然な音でしかも一つひとつの楽器の音にメリハリと力強さを合わせて再生し、音場感溢れる音楽を楽しむことができます。

アナログ再生機器との相性も良く、弦楽器やシンバルなどの音の忠実な再生を可能にし、 さらにボーカルもライブと惑うが如く艶のある歌声を聴くことができます。 フィルムを円筒状に構成しているため、全方位に平面波を発生させることができ、広がりのある豊かな音を場所を選ばず、 しかも離れたところでも十分楽しむことができます。

ネーミングは新開発のスーパーツイーターが歪みのない透明感あふれる広がり演出することから、宇宙を意味し「宙（SoLa）」と名付けました。 この「宙（SoLa）」は今までのスーパーツイーターの次元を超え、当に科学の追求から生まれた「Sound of Science」です。

通常スピーカーでは、１つの点（音源）から水平方向と垂直方向に音が進み球面状に広がる「点音源」に対し、 キットヒットのスーパーツイーターは円筒状の面を同時に振動させることで、その面から同一方向に音が進む「面音源（平面波）」です。
上下左右への拡散が少ないため、壁・天井の反射の影響を受けにくく、反響音を軽減します。 たとえバスルームのような反響の強い空間でも反響音の発生が少なく、 明瞭な心地よい音を伝えられる性能です。
また、距離による音圧の減衰が少ないため、設置場所による音の違いを感じさせません。

キットヒットは１０年以上、ツイーターを専門に研究開発から販売を行っております。 特にツイーターは、スピーカーシステム高音部を受け持つスピーカーユニットで、名称的には小鳥のさえずり声（英語では'tweet'）から付けられました。 全ての帯域を一つのスピーカーでまかなうフルレンジスピーカーによる高域再生に比べ、指向性、ドップラー歪、分割共振による色付きの少なさなどの点が良好で、 HiFi再生には、ツイーターを独立させた方が有利になります。高音域は楽器の倍音成分なども含まれ、全体的な解像力感や上質感、美しさなどを決定する要素です。

特に、ツイーターの中には、超高音域のみの再生を主眼としたスーパーツイーターがあり、キットヒットでは、そのスーパーツイーターを専門に研究開発を進めております。 スーパーツイーターは、ツイーターを持つスピーカーに更なる高音を加えたり、あるいはフルレンジユニットで高音域まで再生する際、そのさらに高音を追加するのに用います。

一般にツイーターの指向性を広くするために、形状は小型・小口径となります。振動系の剛性も高くとられ、ストロークはほとんどないに等しくなります。 また、低音は大振幅となるので、ツイーターに低音を入力すると破損してしまいます。そのため、予めパワーアンプの前または後でハイパスフィルタを用います。 キットヒットのツイーターは、ハイパスフィルタを内蔵しているので、低音の信号を入力しても破損することはありません。

ツイーターの構造は、磁石を利用した、動電型の直接放射型が多く用いられ、コーン型、ドーム型の振動板が主です。また能率を高める為にホーンを用いる場合もあります。 形状・構造が大きく異なるものとしては、リボン状の振動板を用いたリボンツイーター、ドーナツ型の振動板を用いたリングツイーター、 極薄の素材を用いた振動膜をメッシュ状の電極板で挟み込み、静電気で振動させて動作させるエレスタッドスピーカー、 高電圧の空中放電による空気の体積変化を直接利用したイオンツイーターなどがありますが、キットヒットのツイーターは、 磁石を使わない高分子フィルム素材を使用し超高速応答を実現させた画期的な高性能ツイーターで、形状はツイーターの小型・小口径の常識とは異なり、 発音体の面積は広く同時に超高速応答することから、音は平面波となり広いエリアをカバーできる特徴があります。

ツイーターの特徴を簡単に体験して頂くために、下記のツイーターが無い場合、ツイーターがある場合の音を聴いて体験して頂ければ幸いです。